2010年11月6日(土)、長野県松本市で上映会が行われました。たくさん寄せられたアンケートの中から、その一部をご紹介致します。
【30代女性】 頑張っている子どもも大人もいることをもっともっと知ってもらいたい、知りたいと思った。きちんと伝えられる大人、きちんと言える大人でありたいと思った。
形態、程度は違っても、ひとりひとりには重大な問題。理解されない見えない部分がとても深く、本当の意味での解決は社会全体で担っていかなければならないと思う。
【40代女性】 多くの中学・高校・大学で上映してください。母親になる前に。実際に子どもはどう感じているんだろう…。観る前は少し不安でした。子どもが自分の置かれている状況を語れる、または、人に見られることをどう思うのか。でも、全ての原因を作っているのは大人であり、それを解決するのも大人なんだと強く思いました。「大人が真摯に将来の夢を語る」本当は自分はこれができているだろうか。今日から我が子に、そして、私が関わる全ての子どもたちに夢を語りたいと思いました。
子どもが生まれたときはかわいいと思えたのが、世話が始まるとそのかわいさより大変が強くなってしまう。今の大変が、子どもの将来に関わると思わせる母親教育と支援が必要だと思います。出産の瞬間から、その母親とその家族を多くの人が見守る、何かの形が作れないだろうか。今、民生委員さんが生後4カ月までに訪問する事業がありますが、これは少なすぎる!生後3カ月にいろいろな人に助けられて育児スタートをさせることが子どもへの愛着をつくれるのではと思います。
【40代女性】子ども達の前向きな姿勢に感動した。虐待を受けた人が親となった時にまた虐待をしてしまうorしないを決めるのは、ある時点で「私に寄り添って私の気持ちを受け止めてくれるひとに出会える」ことだと聞く。この子ども達は少しずつ心の安らぎを取り戻していけると信じる。全ての子ども達が安心して自信を持って自由に暮らせることを心から望みます。すばらしい映画でした。
CAPという子ども達の人権を守る活動をしていますが、本当に当事者である子どもの傷を見極めるのは難しいことです。問題児とされる子どもが抱える怒りの仮面に気付き、寄り添うことが大切だと実感しました。
【40代男性】
素晴らしい企画ありがとうございました!
児童虐待死が3日に一人という事実をもっと社会に知らせていかなければいけません。この問題は、国(世界)の問題として自殺予防と同じように政府が今よりもしっかりと取り組むべきです。未来=子どもですから。
私はCAPの活動をしています。この映画は虐待を受けた子どもが大人になっても虐待をしてしまうという印象を受けてしまいます。その部分をもう少し詳しく事実を伝えた方がいいと思います。
【20代女性】 子ども達も、その親たちも苦しんでいるのだと思いました。8歳の子が「絶対ね、絶対ね」と何度も繰り返しているのを観て、なんだか心が痛くなった。子どもたちはこうやって支援しているのがわかったが、親に対してはどうなのかなあと思いました。
【30代女性】 虐待を受けていた子ども達が自分と向き合うために論文を書いていたけれど、まずは大人が自分自身と向き合っていかなければならないと思う。大人が変わらなければ子ども達が幸せになれないと思った。虐待を受けた子ども達が幸せになれるように力になれたらと思った。
【40代女性】 映画の子ども達の気持ちが伝わってきて悲しい気持ちになった。そんな境遇の中にあっても、弟、妹たちのことをものすごく思っている気持ちにさらに打たれた。虐待を受けた子たちが周りのいろんな暖かい大人達とふれあい、立ち直り、自立できるようになってほしいと思った。小さい時傷つくと、心の中にわけのわからない思いが生じてしまうのだなと改めて感じました。
いつも養護施設の新聞記事などには目が行って、何か少しでも役立ちたいと思っていたが、今日の映画を観てできないかも…と思ってしまった。園長先生や太鼓の大工さんや暖かい人もいっぱいいて、救われました。現実を知ることができ、今日は良かったです。
【40代女性】 弁論大会に向けて中学生が自分と向き合い、乗り越えようとする姿と母親の「なんとかしなければと思うけれど、どうすれば…」という雰囲気が印象的でした。私も母親として我が子に向き合う時に大人として親として接していくよう、これからもしっかり成長していきたいと思いました。何よりも親の成長が一番大切だと思いました。
【60代女性】 大変心に響きました。静かに虐待の深い傷を訴えていてよかった。もう少したくさんの人に券を売ればよかった。
できるところから精神的な安定、生きる意義など教育的ではなく心に訴えなくてはと思う。お金至上主義の中では「生きる」ことは親も子も大変な世情だ。
【50代男性】 しっかりした取材・ポリシーがあったと思います。その後も観たいと思いました。
この施設はしっかりとしたポリシーを持って取り組んでいてすばらしいと思いました。社会全体、国がこのようなカリキュラムを持てるようなシステム作りが急務だと思います。
【50代男性】
「育児文化の衰退と家族の崩壊」という言葉は印象に残った。
児童養護施設→不自由な生活を余儀なくされているという表現はいかがか。
「命の大切さ」を虚弱児施設時代から積み上げてきたという所は残った。
「心には鐘がある」何もしなければ何も起こらないという吉田さんの言葉は残った。
「自分の生きた証、証明するものを探しているんじゃないか」というスケート監督の言葉は残った。
弁論大会についてはとても考えさせられた。子ども達のエンパワメントを引き出すことが大切であり、あたたかさ、雰囲気が一番大切だと思いました。
児童虐待を受けた子ども達のことの理解を広めるとともに、その子ども達を支援する児相、施設、里親に関して支援する雰囲気が欲しい。
学校・保育所・幼稚園との連携を深めたい。
家庭支援に関してもっと力を入れるべき。誰が支えるのか。
愛着障害・発達障害の子ども達の学習指導、進路指導は厳しい状況である。高校、就職も厳しい。どうすればよいか。
【20代女性】 虐待体験を親や子が語ることや、子の家族に対しての葛藤などの語りが印象深かった。映画の子のように語れる子が少ない。語れない子への支援を考える必要があると感じる。
【30代女性】 子どもを虐待していた親の話の中で、近所の人が警察に通報していることを知り、誰も信じられなくなったと言っていたことが印象に残りました。虐待する親を責めるだけでなく、守ってあげるこののできる地域づくりが必要と感じました。
【20代女性】 子ども達の素直な気持ちや、心の奥にあるいろいろな思いを見て、胸が苦しくなったり、あたたかくなったりしました。傷ついた経験はずっと消えないかもしれないけれど、周りの人が真剣にその子と向き合い、受け止めたり愛情を注ぐことで変わっていくのだと思いました。映画を見ることができてよかったです。私も周りの人たちを大切にしていきたいと思いました。
こういった施設は本当に大切だと思います。虐待を受けた子どものケアや、その親のケアも必要だと思います。
【40代女性】 学園での生活、吉田さんとの太鼓のふれあい、園長先生との宿泊を通じての買い物や食事づくり、お風呂などの時間、いろんなことを通し、ゆったり少しずつ、人間らしく育っていっている子ども達がすごく頼もしく、そして愛おしく思いました。
【20代女性】 児童養護施設で生活する子ども達の親、家族への気持ち、家族の子を想う気持ち、職員との関係等、見ることができ大変勉強になりました。
日々、社会的養護の子どもと共に生活して、子どもの抱える困難には、職員である大人、そして子ども自身、苦しんでいます。私達が苦しい時、もっと苦しんでいるのは子ども自身であることを胸に、しっかりと向き合っていきたいと改めて感じました。
【20代女性】 子ども達の声を聞ける貴重な映画だと思いました。子ども達は自分の置かれた立場や環境をまっすぐ受け止めて、考えているのだなと思った。そこには職員と言う身近な大人の存在が大きく関わっているのだと思う。日々、一緒に生活しながら、悩みながら寄り添っているからこそ、子ども達が安心して自分や家族と向き合う時間が作れるのではないかと思った。
生きて、この学園に来る…。虐待の早期発見、早期対応が重要だと感じる。また、子ども達だけでなく、親のケア、サポートも必要不可欠だと思う。職員側のメンタルヘルスにも気を配る必要があるかと思う。
【20代女性】 虐待を受けた子ども達の心の傷について感じて、考える機会になって良かったです。児童養護施設の取り組みや、最後に園長先生が言っていたように子ども達に希望・愛情を教える大人の存在がとても大切だと改めて感じました。
児童虐待に加えて、いじめ、不登校などの問題が増加している中、早急な対応がとても大切だと感じています。現在、精神障害分野の施設で働いていますが、小さい頃、親や大人から愛情を十分にもらえず、そのまま育って、不安や自我についてわからない状態を抱えながら、心の傷を残したまま生きている方もいます。そのような悲しいことが起こらないように、自分も児童虐待などについて、もっと関心を持って、取り組んでいきたいと思いました。
【20代男性/小学校職員】 小学校で不登校の子ども達と関わっています。子どもに強く生き、幸せになる力を育てたい、そのエネルギーをもらいました。
自分も、親からの暴力を子どもに絶対に伝えたくない。その思いが常にありました。この映画は自分自身の開放にもなりました。自分も絶対に伝えない、子どもたちにも強くいきてほしい。その思いで仕事に向かいます。素晴らしい映画を、ありがとうございました。





